はじめまして。
落ちぶれ中年サラリーマンの清蔵と申します。
これが、『お金と暮らしラボ』を立ち上げた最初の投稿になります。
宜しくお願いいたします。
では、早速ですが仮想通貨の自動売買についてPC苦手な中年サラリーマンである私の様な方にも分かりやすく解説していきたいと思います。
近年、目覚ましく発展している仮想通貨。
ドルや円、ユーロなどと言った通貨よりもアップダウンが激しく、上手く利用すれば大きな利益を手にする事が出来、利益も得やすいのが特徴です。
逆に言えば損失も出やすいです。
そんな仮想通貨の売買を自動でしてくれるシステムがあれば、時間に縛られず自分が設定したとおりに機械的に行ってくれるので、人間の思考に左右される事もなく、とても楽できだと考えたことはないでしょうか?
例えば、寝ている間も仕事をしている間もプライベートを楽しんでいるときも、うまく取引をしてくれる仕組みがあれば投資家は実に楽になります。
自動売買についてはFXなどが有名で多くの証券会社で利用できますが、仮想通貨においても自動売買が可能になっています。
この記事では仮想通貨の自動売買の種類と、メリット・デメリットについて詳しく解説していきたいと思います!
仮想通貨の「自動売買」とは
自動売買ツールを用いた投資方法です。
仮想通貨の自動ツールとは、仮想通貨取引所とAPI連携をして仮想通貨の自動売買をおこなうツールになります。
API(Application Programming Interface:アプリケーション・プログラミング・インターフェース)とは、提供しているサービスを外部サービスでも利用できるようにするための仕様のことです。
企業や金融機関などが展開するサービスを他者が利用できるよう、ソフトウェアの一部をネット上に公開し、共有することになります。
このAPIを使って、ビットコインや他の仮想通貨を管理したり自分で取引をしなくても売買したい値段をあらかじめ決めておくことで自動的な取引を行う事が出来ます。
最近では、デフォルトでいくつかの売買パターンが組まれていることが多く、自分の思考に合ったパターンを選ぶだけと言ったものがあり、初心者が手軽に利用できるツールなども多くあります。
便利になりましたね。
仮想通貨の「自動売買」:凄いメリット
自動売買は自分で取引しなくてもいいので、忙しくて時間がとれない人でも簡単に始められます。
投資は、個人の心理状態によって利益が変化しますが、自動売買により一定の条件に基づいたトレードができることで、感情に振り回されることなく安定した利益を出しやすくなります。
メリットその1:チャートに張り付く必要なし
仮想通貨取引は、FXや株の取引とは違い365日24時間行うことが可能です。
ですが、仮想通貨取引を本業としている人ならともかく、毎日働いている人にとって、平日昼間や深夜まで四六時中各取引所のチャートに張り付き、価格差を気にして手動でビットコインを売買するのはかなり無理がありますよね。
とはいえ、仮想通貨のチャートは常に変動していますから、チャートから目を離している時間が長い人ほどチャンスを逃している可能性が高くなります。
仮想通貨の自動売買を利用することで、仕事をしている間や寝ているときであっても、自分がチャートを見ていない間も自分が決めたルールで売買を繰り返すことができるので、チャンスを逃す確率を低くすることができ、たとえ少額の利益でも、それを繰り返す事でトータルとしては大きな利益になることもあります。
メリットその2:ストレスの軽減
人は、たとえ価格が自分の予測通りに動いたとしても、ポジションを保有した時点で何かしらのストレスを感じると言われています。
自動売買に至っても、ストレスはありますがチャート画面を常にチェックする必要がないので、こういったストレスがかなり軽減されます。
そして、万が一、価格が予測とは反対に動いた場合でも、あらかじめ損切りするように設定をしておけば良いので、心穏やかに過ごすことができ値動きが気になって仕事に集中できない、熟睡できないといったことがなくなるでしょう。
しかし、メリットばかりではありません。デメリットもあります。
仮想通貨の「自動売買」:危険なデメリット
自動売買は、非常に素晴らしいツールのように感じられますが、いくつかのデメリットも存在します。
このデメリットを理解しないまま自動売買システムを利用してしまうと、思わぬ損失を出すことになります。
利用する前に、どんなリスクがあるのかもしっかりと理解して置く必要があります。
デメリットその1:100%利益が確実に出るわけではない。
自動売買は、設定したプログラム通りに売買を行ってくれるので感情にとらわれない分リスクは少なくなりますが、投資の世界では相場が意図しない方に動いてしまうことなど日常茶飯事です。
損切り価格を設定しているとはいえ、損切が続くと損失が増えていくことになります。
自動売買は値動きを予想してくれるものではなく、あくまでもプログラム通りにしか動来ません。
デメリットその2:突発的な相場変動に対応できない
自分の目でチャートを見ていれば、ニュースや最新情報を調べてあらかじめチャートの動きを予測することが可能ですが、自動売買システムにはニュースまで組みとってくれる機能はありませんから、価格がどう動こうと淡々と売買を続けるのみで突発的な相場変動に対応できません。
したがって、自動売買だからと完全に放置するのではなく、まめに仮想通貨関連の情報収集を行い、損失を最小限に食い止める工夫が必要なのです。
とはいえ、悲観的なニュースが出たりするとそこに感情が入ってしまい、自動売買のメリットである感情に囚われることのない機械的な自動売買が出来なくなりますので、デメリットでありメリットとも言えるかもしれません。
デメリットその3:サーバーのダウン
自動取引のデメリットとして考えられるのが、思わぬ損失です。
取引所によってはサーバーが不安定であったり、何らかの理由で取引がストップしたりすることもありますのでサーバーに大きな負荷がかかっているといった情報を事前にキャッチし、損失が出ないように常に気を配る必要があるのです。
自動で取引されるからといって、放置してしまうのではなく、市場の動向は随時確認して情報をキャッチしていくことが自動売買をうまく活用し、利益を上げるする方法です。
仮想通貨「自動売買」の種類
仮想通貨の自動取引は、価格が安いときに購入し、価格が上がったときに売るという取引を自動で行ってくれるものであり、常にビットコインの価格変動を見ている必要がないため、価格変動を見ている時間がない人でも、簡単に仮想通貨の取引ができます。
そして、この仮想通貨の自動取引には方法がふたつあります。
スキャルピング
スキャルピングとは英語で「皮を薄く剥ぐ」という意味で、それが転じてトレードで小さな利益をコツコツ積み重ねていくスタイルのことをいいます。
スキャルピングは、1日に何度も売買を繰り返し行う方法で、僅かな値幅の利益を狙います。1回の取引で目指す値幅が狭いのでトレンドが発生しているときはもちろん、値動きの小さいレンジ相場でもチャンスがあればエントリーしていきます。
短期間で何度も売買を繰り返すので結果がすぐに出るうえにエントリーチャンスも多いという特徴があります。。
とはいえ、メリットが大きい分だけ、損切りできる精神力や高い反射神経や集中力がないと勝ち続けることが難しい方法です。
スキャルピングは チャンスが大きい反面で難易度が高いトレードスタイルなので、トレードに多くの時間を割ける人向けだと言えます。
裁定取引(アービトラージ)
裁定取引とは、アービトラージとも言われており、同じ価値を持つものに一時的な「価格差」が出たときに売買を行う方法です。
アービトラージは、価格差が出た際に割高なものを売り、割安なものを買い、さらにその反対売買を行うことで利益を得ます。株式や先物取引をはじめ、様々な投資で行われています。
仮想通貨の自動裁定取引では、仮想通貨が別の取引所で異なる価格となったとき、より割安な取引所でビットコインを購入し、割高な取引所で売却します。
よって、APIによる自動裁定取引を導入する場合には、取引所の価格差が大きいほど利益を出すことが出来るため、基本的には複数の口座を開設する必要があります。
例えばビットコインを例にしてみると、Aという取引所では1ビットコインのレートが100万円であったとしても、Bという取引所では1ビットコインのレートが99万円と言う場合があるのです。
なので、Bという取引所から99万円で購入したビットコインをAという取引所で売却すれば、1万円の利益を出すことが出来るのです。
つまり、うまくアービトラージを行う事ができれば実質損失は無いのです。様々な投資方法がありますが、この事からもアービトラージは極限にまでリスクを抑えた投資方法と言えるでしょう。
そして、私が考える最高の投資方法の一つとも言えます。
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